まりさは、つむりまりさでした。赤ゆの彼女は、金バッジ並みの頭脳を持つ善良ゆっくりでした。
希少種だということを自慢せず、まるで普通のまりさのように暮らしていました。
彼女には姉がいました。
コレこそ普通の子れいむでゲスでした。とはいっても、それは裏面で、表は、優しい姉として振舞っていました。
「ゆ!とってもゆっくりしているおちびちゃんだね!」
「つむりまりさね!とかいはだわ!」
「いいこね。ぜひぱちぇのむれにはいってほしいわ。」
「つむりはゆっくりしているんだねー。わかるよー!」

「ゆう…。てれるよ!まりちゃはふちゅうにょまりちゃだよ!」

すれ違うゆっくりたちはつむりを褒め、

「ゆ!おねえちゃんまりさだね!」
「ゆっくりしていってね。」
「むきゅ。ゆっくり、ね。」
「わかるよー。」

姉れいむを申し訳程度に称えました。

「ゆう…。まりさがいなければ…。」

れいむは嫉妬していました。
まりささえ居なければ、れいむはアイドルとして皆にちやほやされてあまあまを沢山食べれたはずなのに。

まりささえ居なければ
まりささえ居なければ
まりささえ居なければ

「ゆう…。れいむ、きめたよ…。」

れいむの瞳が、怪しく光りました。


その夜。

「ゆふふ…。まりさ…。らくにしてあげるよ…。」

その口には、親まりさが護身用に持っている10センチほどの枝が加えられていました。

れいむの作戦は、つむりを殺し、そのお飾りをかぶり、今後のゆん生、希少種つむりとして、一生ちやほやされるという完璧な作戦でした。

「じゃあね!まりさ!」

本当なら中枢餡を一瞬で粉砕し、悲鳴一つ上げさせず瞬殺するはずでした。

しかし、それは、
「ゆぎゃあああああああああああ!!!!」

まりさの頬を切り裂くという、失敗に終わりました。

「いちゃいいい!まりちゃのほっぺたがあああ!」

「「ゆう!?どうしたのおお!?おちびちゃあああん!!」」

「ゆうう!まずいよおお!!」

「「おちびちゃん!おちびちゃん!」」

「ゆ…うっぅう…っ…。おねーちゃが…おねーちゃが…。」

「「ゆうううう!?おねえちゃん!?どういうごどおお!?」」

「ゆ…。こ、これは…。」

「「いもうとをいじめるげすはせいっさいするよ!」」

「ゆぎい!」

「よくやってくれたね…。」
「いもうとは、もっといたかったはずだよ!」

「うう…。うるさいうるさいうるさいいいいいい!! おまえら、うごいたら、このまりさをえいえんにゆっくりさせるよ!」

「「ゆうう!?」」

「ゆふふふ!どおしたの?ほら、やっちゃうよおおおお!?」

その木の枝が、つむりの瞳を抉る。

「ゆがあああああああああああ!!」

「「おちびちゃああああああ!!」」

「ゆーん!うごいたら、もういっこもやっちゃうよー!」

「「ゆぎぎぎぎぎぎぎ」」

「ど、どうする、まりさ!」
「…。わかったよ…れいむは、しばらくしずかにしててね…。」

「ゆん?こいつをたすけてほしかったら、あまあまとゆっくりぷれいすをちょうだいね!
あと、おまえらぜんぶ、れいむさまのどれいだよ!」

「れいむ、ここはまりさにまかせてね。…わかりました!れいむさまのどれいにまりさはなります!そちらにあまあまがあるので、このまりさめが、とりにいきます!」

「ゆ!?」

「しっ!だいじょうぶだよ、れいむ。」

「ゆう…。」

「げらげらげら!ついにれいむさまとのちがいがわかったんだね!じゃあ、さっさとあまあまちょうだいね!そのあとにゆっくりぷれいすもだよ!」

「すきありいいいいいいいいい!!!」

「ゆごおお!」

「この!この!このおお!」

「ゆ!が!げ!ごぼおおおお!」

あまあまがあると嘘を言い、れいむの裏を取ったまりさはれいむを弾き飛ばし、まだ何も理解していないれいむにのしかかり攻撃を食らわす。

「ゆ!れいむもおうせんするよ!」

「ゆご!ぶべ!ぼご!はが!…ぼうやべでぐだざいいい!!」

餡子を吐き先ほどとは打って変わって弱気になるれいむ。命乞いをするが2ゆは聞く耳を持たない。

「いまやめるとどうせまたやるでしょおおお!?」
「げすはせいっさいたいしょうなんだよ!!」

「ごべんなざい!でいぶがわるがっだでずうううう!ばりざをいじべでごべんなざいいい!ぼうじばぜえええええ!!」

「「ゆっくりりかいしたよ!」」

「ゆぐ…!ゆるじでぐれるんでずねええ!ありがどうございばずううう!」

「「ゆ?なにいってんの?」」

「ゆ?」

「ゆるすなんていってないよ?」
「じゅうぶんにいためつけて、ゆっくり、ゆっくりころしてあげるよ!」

「どぼじでぞんなごどいうのおおお!?」

「ゆ…ゆぐ…。おねえちゃ…。」

「ゆうう!ごべんねべりざあああああああ!」

「おねえちゃ…。」

「ゆるじでぐだざ「だめだよ…。」ゆううう!?」

「このままおねえちゃんをいきゃせたら、またまりちゃみちゃいにゃひがいゆがでちゃうよ?」

「ゆがああああああ!?」

「「ということだよ。ゆっくり、ゆっくりしんでってね。」」

「ゆんやああああ!!」



ゆっくりんピースの仕事で路地裏を見回りに着たら片目が潰れたつむりと、目を抉られ、皮膚を引き裂かれ、歯を砕かれ餡子まみれで息絶えたれいむと2ゆ「だけ」がいた。

つむりの目は治してやった。れいむの死体に1度だけ目を向けて、つむりを治療のために
家につれて帰った。


その後。

ある路地裏に、つむりのドスまりさが率いる珍しい群れが生まれたそうだ。

【おわり】