お兄さんが道を歩いているとゆっくりが物乞いをしていた。
何気なく視線を向けると、ゆっくりが話しかけてきた。
「ゆっ!おにいさんはかわいいおちびちゃんたちをみてゆっくりしたよね!
おれいにあまあまおいていってね!!!!」
「「きゃわいくてごめんねー!!!」」
「ん~・・・・・・、わかったよ」
お兄さんは子ゆっくりたちを潰した。
徐々に潰すのではなく、体重だけでなく、格闘技などの踏み込みのつもりで一息に踏み抜いた。
痛みも恐怖も感じる間もなく潰れたに違いない。
「でいぶのかわいいあかちゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ひどいことをするじじぃはゆっくりしね!!!」
そういって親れいむはお兄さんの足に体当たりをした。
「希望どおりにしたんだが・・・・・・何か間違ってたかな?」
「あまあまをちょうだいっていったんだよ!
でいぶのおちびちゃんたちにひどいことしたじじぃはあやまってね!
それからあまあまをおいていってねっ!ゆっくりしないでしねっ!!!」
「ひどいことって・・・・・・だって謝ったでしょ?」
「じじぃはあやまってないよっ!
そんなこともわからないのっ!?
すくいようがないゲスなじじぃはゆっくりしてないでしねっ!!」
「いあ、君の子供が『ごめんねー』って謝ったでしょ?」
「ゆ?」
「謝るってことは『自分が悪い』ってことを認めてることだよ」
「でいぶのおちびちゃんたちはかわいいから悪くないよ!」
「ん~? でも、君はさっき僕に『あやまってね』っていったよね?」
「そうだよ!じじぃはゆっくりしてないででいぶのかわいいこどもたちにあやまってね!!!」
「謝る必要があるってことは『自分は悪いヤツです。ゲスです』ってことでしょ?」
「そうだよ!ゆっくりできないゲスなじじぃはゆっくりしてないであやまってね!!!
それからあまあまをおいてしんでね!!!」
「ということは、ゲスは死ぬべきなんだよね?」
「そうだよ!じじぃはゲスだからしぬべきなんだよ!!!」
「それなら『かわいくて”ごめんねー”』と謝った子供たちはゲスだから死ぬべきなんでしょ?」
「ゆ??? じじぃはなにいってるの?ばかなの?あほなの?でいぶのかわいいこどもたちがゲスなわけないでしょ?」
「でも、謝るのはゲスである証拠で、ゲスは死ぬべきでしょう?」
でいぶは餡子脳で考える。
1.謝るのは悪いことをするゲスである。
2.ゲスはゆっくりできないから、死ぬべきである。
3.でいぶのかわいい子供たちは「かわいくてごめんねー」といった。
『ごめんねー』と謝る
↓
謝るのはゲスだと認めること
↓
謝ったおちびちゃんたちはゲス
「ゆゆゆゆっ!?!?」
「ほら、僕は何も悪いことしてない。
それどころか、ゲスを潰してあげたんだからお礼を言われるべきだと思うのだが・・・・・・。
良いことをしてもらって、お礼を言わないのはゲスだよね」
「ゆゆっ!? ゲっ、ゲスはじじぃだよっ!
でいぶのかわいいおちびちゃんたちはゲスじゃないよ!ウソつきなじじぃはゆっくりしねっ!!!」
「じゃあ、君のかわいい子供たちは僕になんていったの?」
「じじぃはウソつきなだけじゃなくてバカなんだね!
でいぶのかわいいこどもたちは『からいくてごめんねー』っていったんだよ!」
「ん~、やっぱり謝ってるじゃないか」
「ゆっ!?」
「良いことをしてくれた人にお礼を言わないなんて、ゲスのすることだよね。
矛盾したウソをついて、自分を守ろうとするのはゲスのすることだよね」
僕はゆっくりが大好きだ。
だが、飼ったり餌付けするのは良くないと考えている。
ゆっくりにはゆっくりのルールがあるのだから。
1つ。同属を潰してはいけない。
1つ。同属を食べてはいけない。
1つ。自分の赤ちゃんは育てなければならない。
1つ。ゆっくりできないゆっくり(ゲス)は死ぬべきである。
子供の処分に困った親ゆっくりは子供に謝罪をさせることで、ゲスとして子供を処分してもらうという共生関係を築いている。
僕も愛ゆ家として共生関係に協力をしているが、ときどきゲスを産んでしまったことを悔いて自殺志願の親ゆっくりもいる・・・・・・。
設定を入れるなら、もう少し掘り下げた世界観なら素晴らしくなるかと。