私はゆっくり総合病院で働いている、今日はみなさんにここで生まれた技術や知恵をお教えしよう。
ここには毎日怪我をしたゆっくりたちがはこびこまれる。
「くそどれい!はやくしてね!」あのれいむはうちの常連患者だ、一見げすに見えるが、人間を見下しながらも、人間との力関係を知っていて、人間の心配をしたりする変わった奴だ。

飼い主は愛護派で、ゆっくりを甘やかすほうだ。しかし勉強はさせているので、れいむは賢いげすになっている。
「きこえてないの!?くそどれい!」「はいはい」「きょうはゆんたいけんささんをしにきたよ!」「それならまりさマークの部屋に入ってくれ」ここではゆっくりだけでも館内をうろつけるようになっている。さらに診察室にはゆっくりのマークがあって、頭のいいバッチつきは、言われただけですぐに自分で言われたマークの診察室にいくことができる。あのれいむもああ見えても実は銀バッチ取得済みで、軽い計算ならできる知能がある。
今回の俺の仕事は、あのれいむの健康診断だ。
健康診断では、ジャンプ力と、糖度、大きさとゆん内の状態を測る。
ジャンプ力を測るときは巻尺を貼り付けた壁に沿ってジャンプさせる。このれいむの場合10cmだった。
そんな感じで計っていくと残す所ゆん内検査だけになった。
ゆん内検査はゆっくりの体を触診やユックス線(ゆっくりの内部を見る事が出来る光)でしこりなどの異常がないか調べる検査だ。ここの病院ではユックス線を使えるので調べることにした。すると思いがけない事実が見つかった、れいむはゆがんに侵されていたのだ。ゆがんというのはその名の通り癌のような病気で、餡子に出来損ないが発生すると、そのゆがんはまわりの正常な餡子を侵食して、体の機能を狂わせてしまう病気だ。
今回はあまりゆがんが広がっていなかったためすぐに手術が出来る状態だった。
俺は飼い主にそれを伝え、れいむは明日入院することになった。
手術が始まった。ゆっくりの手術は簡単だが中核餡や記憶餡に傷をつけると、あっという間に再起不能となってしまう。今回のれいむは餡子があまり頑丈ではないため切開には注意が必要だ。
まずれいむの体にメスを入れる。今回はかなり中心に近い所に腫瘍(ゆがんのあんこはほかのあんことちょっとちがう)があるため慎重にスプーンで餡子を取らなければならない。やっと患部を発見できた、俺は慎重にスプーンを動かした、ゆがんを取り除いたらその真下に中核餡があって驚いた。とった部分や皮も貼り付けて、手術は成功した。
れいむの場合は早期に発見できたため助かったが、このゆがんは症状が出てきたときにはかなり進んでいる証拠で、助からない場合もある。そのために、日々の検診は必要なのだ。



【おわり】


========あとがき============
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