「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!」れいみゅは生まれて間もないごく普通のゆっくりである。生まれたばかりのれいみゅはおかーさんのおなかのなかで思い描いた、沢山のあまあまやどれいを探した。
しかし、あったのはれいみゅの行く手を阻む高い壁と奇妙なオブジェだけだった。するとそれに気づいた若い男がれいみゅのいる箱に近づいて来た。「十五番出ゆ確認~」 「よし、れいむ種か、ゆっくりしていってね」 もう一人の少し年をとった男がれいみゅに語りかける。 「ゆゆっ!にんぎぇん! ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!」れいみゅは条件反射で人間に返事をした。「よし、通常個体であることを確認した。Aコートに移せ」 「了解、Aコート一匹入りま~す。」れいみゅは若い方の男に、何も分からないまま狭い箱に入れられた。するとれいみゅが入った箱は、動き出し、三十秒ほど動き続けたあと急に止まった、外で何かが動いているような音はするが、れいみゅはどうすればいいか分からなかった。しばらくすると、まわりから、ゆっくりの声がするのに気がついた。「おきゃーしゃーどきょー」 「ゆっくりしないででてきてぇぇぇぇぇ!」周りからの叫び声によるプレッシャーと、母親に会えない苦しさが相まって、れいみゅの心は今にも押しつぶされそうになっていた。するとこんどは別の男の声がした。「三番の席のお客様からAのれいみゅ一匹のご注文で~す」 「「「あざまーす!!!」」」れいむは今度は何が起こるか気が気でなかった。もしかしたらここはゆっくりできないところかもしれない。れいみゅが脱出しようと身をねじらせていたそのとき、れいむはさっきの男に箱ごとつかまれて、どこかへ連れて行かれた。れいみゅはもうそろそろほんとうにゆっくりできないところにいくんだ・・・・ そう思うと体中から冷や汗が出てきた。連れて行かれて、箱から出された先は、机と椅子と棚だけの、簡素な造りだったが、その棚にはまだ幼いれいみゅでも分かるゆっくりできない道具や、よく分からない道具などいろいろな物が置いていた。「ゆっくりしていってね」少し太った男が紅茶を飲みながられいみゅに話しかける。「ゆっくちちちぇい・・・ちぇn」グサッ!「ゆぴゃぁぁぁ!?」 れいみゅを激痛が襲う。「ははははは!やっぱり赤ゆは反応がいいねぇ! じゃあ次はコレつかおっか」男はアルコールランプと、もち手がゴム製な金属製の棒を棚から取り出して、ランプで棒の先を熱し始めた。「さあれいむちゃん、もっと遊ぼうよ、」 「やめちぇぇぇぇぇ!!! れいみゅにいちゃいいちゃいしにゃいぢぇぇぇぇぇ!!!」ジュウゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!「ゆ?」 「れいみゅの・・・まみゅまみゅしゃん・・・・?どぼちちぇ・・・くりょいくりょいになっちぇるの?・・・・もう・・・おちびちゃん・・・・できにゃいにょ?・・・・」「そうだよww」「あああああああああああああああああああああ!!!!!」れいみゅは一番の望みを砕かれた、おちびちゃんとかっこいいまりさといっしょにゆっくりするのがれいみゅの一番の「ゆっくり」だった、それをれいみゅはいとも簡単に壊されたのだ。「忘れてた、ごめんね~それじゃあまだあかちゃん出来ちゃうね~」「!?」れいみゅはその言葉で植物型妊娠を思い出した、まだおちびちゃんをつくれる!その喜びは、またもやいとも容易く壊されたジュゥゥゥゥゥゥゥ!!!「え?・・・・」「よかったね、れいむちゃん、これでもう絶対にあかちゃんできないよ。」「あ・・・あ・・・ああああああああああああああ!!!!!!!!!!」「そうだ!おじさんがお祝いにプレゼントをしてあげるよ!」「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」「聞いてないねwwwまあいいや、はいどうぞ。」「ゆ?・・・・・ゆぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」大きなダメージを負ったれいみゅに猛烈な吐き気が襲う。「気に入ってくれたみたいだね、その死臭お飾り」「ゆぼぉぉぉぉぉぉ!!!! おぇぇぇぇぇぇ!!!! おぼぼぼぼぼぼぼぼ・・・・・・・・・」「おーいれいむ~?」 「・・・・・・・・・」 「死んだか、ヒャッハアアアアアアア!!! スッキリー!」「よし帰るか、」 「お帰りですか?Aコースなので884円になります。」 「はいはい、(ジャラジャラ・・・)さよなら~また来るよ~」「「「ありがとうございました!」」」ここはゆっくり虐待カフェである。ゆっくりを虐待したいがあまり知られたくない 道具をそろえるのは面倒という人のために作られたカフェだ。(18歳以下は入店禁止)ドリンク一杯と、通常の赤ゆ一匹で884円でそこまで高くない上に延長料金一切なしというのも魅力的である。また料金が上がるが、赤ゆだけでなく希少種や善良虐待などもできる。 道具の持ち込みも可能なので一度行ってみる価値はある。完あとがき この作品のゆんやーの書庫様以外への転載を禁止します。